足底筋膜炎

足底腱膜炎について、まずは足底筋膜についてお話します。

足底筋膜とは?

足底のアーチを形成しており、体重が載った時にショックを吸収する役割があります。
繰り返し体重がかかるとのストレスが加わると、付着部で炎症が起こってしまいます。
原因の多くは足底部のオーバーユース(使い過ぎ)で、繰り返しのジャンプ、ステップ、長距離の歩行、ランニングなどで発生します。
また、偏平足・ハイアーチ(甲高)・下腿三頭筋(ふくらはぎ)の固さも、足底腱膜炎を起こす原因となっています。

<症状>

体重がかかった際、踵部分に痛みが出ます。
特に起床時の1歩目の激痛を訴える方をはじめとする歩行時痛が現れるのも特徴の1つです。
痛みを我慢して運動を続けていると踵の骨に棘(とげ)が出来てしまい、足をつくだけで痛むようになります。棘が出来てしまうと痛みを取るのが困難になり、外科的な手術が必要になる場合のあります。

<治療>

電気療法による炎症の除去、手技療法による足底腱膜の柔軟性を上げる治療がメインになります。
更に症状に合わせて、下腿三頭筋の柔軟性を出したり、足底アーチ形成のためのテーピング足底板(ソール)の入れるなども行います。
足の細かい筋力も重要なため、必要な場合運動指導も行います。


足底筋膜炎は1度発症すると痛みを取るのに少しお時間がかかります!
酷くなると骨が変形し、足をつくだけで激しい痛みを感じるようになってしまいます。
そこまで悪化させないためにも、少しでも痛みを感じた時点で早めの治療が大切です!

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