腰椎すべり症
左図:正常 右図:すべり症
腰椎すべり症とは腰椎の椎体と椎体が生理的位置関係からずれることで、変性などをし突出した椎間板やずれた椎体の後方が馬尾神経や神経根などが圧迫され腰部や下肢に痛みやしびれを出すことをすべり症といいます。 腰椎にて発生することが多いので、腰椎すべり症と呼ばれます。 腰椎が前後にずれて不安定になる事によって、腰痛、下肢痛、下肢のしびれ、歩行困難などを生じます。他にも腰椎変性すべり症があり加齢などによる椎間板の変性、椎間関節部周囲の靭帯や筋肉の緩みなどで椎体および椎間関節部にずれが生じて上下の椎骨がずれている状態を変性すべり症といいます。閉経後の女性に多いです。
腰に痛みがあるにも関わらず運動を続けると慢性炎症・慢性痛へと移行してしまい、なかなか痛みが取れず治らない状態に移行してしまいますので、無理に運動を続けることはせずに、適切な治療を行う事が必要ですので早期に御来院ください。
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よくあるご質問
Q:原因はなんですか?
A:原因は分かっていません
腰椎すべり症の原因ははっきり解明されていないのが現状です。しかし、中年以降の女性に多いことから女性ホルモンに関係があるかもしれないとも推測されています。他にも思春期の中高生の運動選手にも起こっています。下位腰痛に起こることが多いです。
Q:予防法はありますか?
A:正しい姿勢の維持が大切です
思春期の運動選手に言えることですが正しい姿勢の維持がとても大切だと思います。お腹周りの腹直筋、腹横筋、腹斜筋の使い方、腸腰筋などの柔軟性の獲得が大切です。
Q:治療はどんなふうにしますか?
A:腰椎・骨盤のアライメント調整・筋力強化・腰部のリラクゼーションです!
腰部のリラクゼーション・疼痛の緩和後より腹筋群のトレーニング・アライメントの改善を行います。