脱臼


脱臼

肩関節脱臼(前方脱臼)

脱臼とは、多くの場合関節の生理的な可動域を超えてしまうような外力が加わり、本来あるべき関節の位置関係から逸脱してしまった状態をいいます。
早期に整復(元の位置に戻す)されないと、整復が困難になることや、神経の麻痺が起こり治癒までに長期間を要することになってしまいます。

治療としては、徒手整復(関節を元の位置に戻す)、固定(包帯、サポーターなど)、リハビリ(後療法)、可動域訓練、筋力訓練などを行います。骨折と同じで固定期間が長いと、治癒を遅らせるだけでなく関節拘縮(関節が硬くなる)を招き生活に支障をきたすこととなりかねません。

大切なことは、正しい整復、適切な固定期間とリハビリです。
脱臼が起こりやすい関節としては1番が肩関節、指や顎などが続きます。
脱臼することと同時に関節付近の軟骨、関節唇、靭帯などを損傷することもあります。

外傷性脱臼を起こしたあとに、軽微な力で脱臼を繰り返すことがあり、これを反復性脱臼と呼びます。多くは固定の肢位、治療を中断して固定期間が不足した場合、腱の付着部位が剥離骨折している場合などで発生します。肩関節、顎関節に発生しやすいです。また、明らかな外傷がないにも関わらず軽微な力で脱臼を繰り返すものを習慣性脱臼と呼びます。関節の弛緩など素因がある場合に発生することがあります。

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よくあるご質問

どうやって治すの?

徒手整復をして治します!

徒手整復とは、転位(ずれている)している骨をもとの位置に戻すことを言います。手術をしないで元の位置に骨を戻しギプスやシーネで固定をして治します。

どれ位で治りますか?

損傷の度合いにもよります!

損傷の度合いや部位にもよりますが4週~6週間くらい治療期間が必要です。軟部組織の修復の程度を考え損傷部にストレスが加わらないように可動域訓練などをして行きます。

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