胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群は神経障害と血流障害に基づく上肢痛、上肢のしびれ、頚肩腕痛(けいけんわんつう)を生じる疾患です。上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢(脊髄から出て来る第5頚神経から第8頚神経と第1胸神経から形成される)と鎖骨下動脈は
①前斜角筋と中斜角筋の間
②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙
③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後 
④頸肋などの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりすることにより、その絞扼(こうやく)部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)と呼ばれますが、総称して胸郭出口症候群と言います。

胸郭出口症候群があるにも関わらずそのまま生活を送っていると頚部痛・手のしびれ・自律神経の乱れなど多くの不定愁訴が起こりますのでお早めに御来院ください。

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よくあるご質問

原因は?

原因は大きく4つあります

①前斜角筋と中斜角筋の間 

②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙    

③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方 

④頸肋

による神経・血管の絞扼です。

症状は?

上肢のしびれや痛みです。

神経障害と血流障害に基づく上肢痛、上肢のしびれ、頚肩腕痛(けいけんわんつう)を生じます。

治療は?

絞扼されている部位の特定から始まります

徒手検査により絞扼されている部位を特定し原因となっている組織や筋肉に関係する部位への物理療法・徒手療法と合わせて柔軟性の獲得、体操指導を行います。

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