打撲とは
打撲(だぼく)は、なんらかの衝撃によって体の一部(主に筋肉)に損傷が生じるケガです。皮膚やその下の軟部組織(筋肉、脂肪、血管など)が損傷を受け、筋肉組織の間に出血や炎症が起こります。一般的には「打ち身」とも呼ばれます。打撲は、転倒したり物にぶつかったりすることで発生し、スポーツやなどでも起こります。部位によって症状が異なり、太もも、目、手足、頭部などが影響を受けます。応急処置としては、患部を冷やすことや安静にすることも大切ですが、圧迫固定が重要です。ただし、頭部の打撲などは重症につながる可能性があるため、頭部打撲の場合は症状がなくても一度医師に診てもらうのが良いかと思います。
打撲の応急処置
- 冷やすこと: 打撲した部分を氷水などで冷やしましょう。アイシングをすることで痛みや熱感、そして内出血と腫れを最小限に抑えます。アイシングは治療の第一歩です。
- 安静にして動かさないこと: 打撲した部分をタオルや布などで固定してください。また、患部を心臓よりも高い位置に持っていくと腫れを少なくすることができます。タオルで挙上、クッションなどにのせるとよいでしょう。
注意点として、患部を温めたり、動かしたりすることは避けましょう!痛みや腫れが強くなる恐れがあります。
特に激しい痛みや変形が見られる場合は、脱臼や骨折の可能性があるため、お早目の受診やご相談をおすすめいたします。
打撲はほっておくと筋肉の中に血の塊ができてしまい、違和感がなくならなかったり
運動パフォーマンス低下にも繋がってくることもありますので、早期にちゃんと治療していきましょう!