産後腰痛は多くの方が悩まれる問題ですね。特にもともと腰痛があった方や、2人目3人目の育児をされている方は、産後に腰痛がひどくなることケースが多いです。こちらでは産後腰痛の原因と対策をご紹介いたします。

1. 妊娠中からの影響:
   • 妊娠中は、ホルモンの影響で骨盤や筋肉、関節が緩んでいます。また、大きくせり出したお腹を支えるために、反り腰の状態になり、腰や背中に負担がかかります。
   • 妊娠中に受けた腰へのダメージは、産後すぐに治るわけではありません。赤ちゃんを産んだ後も、きちんとケアしないと妊娠中からの腰痛を長引かせてしまいます。
2. 分娩時の影響:
   • 分娩中は、赤ちゃんの体に合わせて骨盤やじん帯、関節がさらに開いて分娩に対応します。骨盤のバランスが悪いと、負担が大きくなり、骨盤が歪むこともあります。
3. 育児の影響:
   • 育児中は忙しくて、腰を休ませる時間がなく、腰痛を悪化させてしまうことが多いです。特に産後1ヶ月はしっかり休めなかった場合や、上の子も面倒を見ているなどという場合はさらに腰痛を慢性化させてしまいます。
4. 対策:
   • 骨盤ベルトの活用: 産後3ヶ月は骨盤ベルトをつけ、何かを持ち上げる際は段階的に動作することが大切です。座るときは椅子に深く腰掛け、床に座るときはクッションをお尻の下に入れましょう。
   • 骨盤体操と腹筋の鍛え方: 産褥体操を行い、腰痛が改善してきたら腹筋を鍛えてゆるんだ筋肉を元に戻しましょう。（当院は骨盤矯正を得意な接骨院です。腰痛のプロにお任せください）

生活の変化などで忙しかったりご自身の事は後回しで、お子さん最優先になってしまいますが、そんな時ほどご自身の身体を良くして、痛みのない生活を送りましょう！
皆様のご来院をお待ちしております。