腱板炎(俗にいうインナーマッスル)は、肩関節の中には棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの筋肉をいう。腱板炎とはインナーマッスルで炎症が起こる疾患の事を言います。スポーツなどで肩使いすぎによって肩峰と上腕骨の間で腱板がはさみ込まれることによって炎症を起こります。
炎症だけでなく最悪断裂を起こしてしまうこともあります。これにより、肩を動かすときに強い痛みを感じることがあります。(断裂の場合は痛みなく肩が上がらない症状を訴えることも多い)
大体の方が原因不明で痛みを訴えることが多いです。
治療としては、肩甲骨の動きをしっかりと出してあげながら肩関節動きをしっかりと出してあげるのが効果的でしょう(転がりと滑り)。また、痛みが許す範囲で肩を少しずつ動かしていくことも重要で、棒や滑車を利用して徐々に肩を挙上することに慣れさせることがおすすめされています。
超音波検査が診断に有用であり、断裂の場合症状が改善しない場合は手術を選択することがあります。特に関節鏡視下手術は侵襲が少なく、リハビリもスムーズに行えるため、最近ではこの手術が選ばれることが多いです。
肩の痛みがある場合は、お近くの医療機関で診察を受けることをお勧めします。正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。
当院ではケガのプロがしっかりとした診察から治療まで行いますのでご安心ください!
また必要な場合は近隣整形外科をご紹介させていただきます。