寒くて痛む古傷はありませんか?

寒くなって来ると、古傷が痛むという経験はないでしょうか?

古傷とは、お怪我なされた場所に対して何らかの理由で適切な処置がされず、細胞がちゃんとした治癒過程を踏まれずに違和感を感じながら年数が経過してしまった状態をいいます。

実際に寒さや気圧の変化は古傷が痛む事例が多くあります。詳しくは解明されていませんが、これにはいくつかの理由があります。

  1. 血流の低下: 寒さによって血管が収縮し、血流が悪くなると古傷の場所に十分な酸素や栄養が届かなくなり、古傷が痛みを感じやすくなります。
  2. 筋肉の硬化: 寒いと筋肉が硬くなり、古傷の部位にある神経や血管を圧迫して痛みを引き起こすことがあります。
  3. 気圧の変化: 気圧が低くなると、体内の細胞が膨張し、古傷の部位にある神経や血管を刺激して痛みを引き起こすことがあります。
  4. ストレス: 寒さによる不快感や日照時間の短縮はストレスを引き起こし、自律神経のバランスが崩れ、痛覚神経が敏感になり、痛みを感じやすくなります。

古傷の痛みを和らげるためには、温めることが有効です。お風呂につかる・温湿布を貼る・カイロや湯たんぽを使うなどの方法で血流を改善し、リラックスさせることで痛みを軽減することができます。ただし、痛みが強い場合は温めると痛みが悪化することがあるので注意が必要です。また痛みが治まらない場合はお早めにお近くの医療施設へのご受診をおすすめいたします。

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